みなさん、こんにちは!
生活習慣病予防健康ダイエット
きみこです🌿
今回もブログを開いていただいて
ありがとうございます。
さて、みなさんは
糖質疲労という言葉を
耳にしたことがありますか?
私も、生活習慣病の糖質制限を
勉強している過程で学びました。
食後しばらくすると
毎回起きる症状。
「眠くなる」「だるさを感じる」
このような症状が出ていませんか?
「身体がだるい、疲れているなぁ
そうだ、甘いものを食べて疲労回復しよう!」
と、お菓子をひとつまみ。
いやいや、それは余計に糖質を摂取して
疲れをとるどころか
もっと身体をだるくしていますよ。
さらに眠気が酷く症状に
なってしまいます。
糖質疲労とは食後の血糖値の
急変動による体調不良です。
血糖値の急変動といえば
以前、ご紹介しました。
血糖値スパイクです。
この血糖値スパイクが
引き起こす症状をまとめて
糖質疲労と呼ばれいるのです。
その代表的なものが
「眠気」や「だるさ」です
その他、
「飢餓感」・ 「集中力の低下」
などですが、感じ方で
「無症状」の方もいます。
まだ、病気という段階では
ないですが、
そのまま放置していると
この先、様々な病気や障害が
待っています。
例えば
肥満、高血圧、高脂血症
脂質異常症、脂肪肝、
心臓病、ガンになる人もいます
それから糖尿病になり
そこから、
認知症・失明・壊疽(えそ)による
足の切断まで進む人もいます。
こうした様々な病気が
負の連鎖を呼び、進む様子を
メタボリックドミノ
と呼ばれているのです。
この糖質疲労ですが、
実は私たちの身近で
起こる可能性があるのです。
なぜ起きるかというと
私たちアジア人の体質が
大きく関わっています。
私たちアジア人は
インスリンの分泌量が
欧米人よりも少ないあるいは遅い
ことがあげられます。
これはどういうことかというと
アジア人は
太るとことなく高血糖が起こる
ということです。
欧米人は元来、インスリンの分泌能力が
高く糖質を大量にとると血糖異常に
ならないように大量のインスリンを放出して
血管内にあるブドウ糖を脂肪細胞に
どんどん取り込ませることができるので
高度肥満の人が多いのです。
肥満になると脂肪細胞から分泌される
ホルモンの影響でインスリンの働きを
妨げになって、血糖異常に繋がります。
一方では、欧米人のようにインスリンを
出すことができない日本人を含むアジア人は
ある程度の糖質を取ろうとすると
たちまちインスリンの分泌が追いつかなくなり
血管内に糖が溢れてしまい
高血糖(血糖値スパイク)
を引き起こします。
それが、
糖質疲労という形で症状が現れるんです。
少し難しいお話だったかもしれませんが
いずれにしても肥満になるのは
糖質疲労になるものも原因は
糖質の摂りすぎなのです。
あとひとつ
メタボリックシンドロームは
太った人の病気だと認識されいますが
その思い込みは
日本だけなんです!
世界ではたとえ太っていなくても
血糖や血圧、脂質異常を認めれば
それだけで
メタボリックシンドローム
と診断されるのです!
日本での糖質疲労の方の人数の
データがないのですが、
中国の人の成人の2人に1人は
糖質疲労ということがわかっています。
厚生労働省の調査によれば、日本は
血糖異常者と判断された人は
約2000万人!
これは国民の6人に1人の人が
血糖異常者ということになります。
さらに40歳以上の方が3〜4人に
1人という割合です。
今、日本の糖尿病と糖尿病予備軍(血糖異常)
の人数は次の通りです。
・予備軍(糖尿病の可能性を否定できない人)
1000万人
・糖尿病(糖尿病が強く疑われる人)-
1000万人
合わせて2000万人になります。
努力してもなかなか痩せないのは方で
糖質疲労の症状がある方は
食後高血糖になり、インスリンを
大量に分泌しているせいかもしれません。
糖尿病が進行していくとなかなか
完治した状態までには戻せなくなります。
なので糖質疲労の段階で早めに
気づいて手を打たなくてはいけません!
糖質疲労を改善する最善の方法は
やはり糖質制限食ですね。
食事の糖質を減らして
その分しっかりタンパク質を摂る!
食べる順番にも気を配る必要があります。
1.野菜
2.肉類、魚介類
3.ご飯
の順番で食べるようにすることによって
血糖値の急激な上昇を抑え
結果的に糖質疲労を起こすことも
なくなるでしょう。
いかがだったでしょうか?
糖質疲労について理解して
いただけたでしょうか?
この症状を知っていると
今後の病気に対して
リスクが変わってくるでしょう。
将来、五体満足で幸せな人生が
待っています。
そのためには必要な情報を
吸収して、行動することです。
今回のまとめです。
・疲れた時の甘いものは間違い!
・食後の疲れや眠気は糖質疲労!
・糖質疲労には糖質制限をする!
この3つをしっかり覚えていて
ダイエットを頑張りましょう!
今回も読んでいただいて
ありがとうございました。
きみこ
コメント